一般的にシステムは大量の取引データ(トランザクションファイル)を並び替えて集計しその結果を
マスターファイルに更新しているだけです。
財務は仕訳伝票を借方科目で集計して勘定科目シートの借方金額に更新し、同じことを貸方科目でもします。
財務管理は今の現金残高とか売上をみたいので残高=期首+借方金額-貸方金額で計算されます。
科目によって計算式が逆になる時があります。
この基本が理解できていてシステムが作れるようになれば、あとは独自の仕事(項目)を追加していくことです。
例えば業種が電気工事であれば工事台帳のNoを追加していきます。
旅行業界であればツアーNoを追加して必要な管理資料を取り出していきます。
Sub 仕訳伝票フォーム()
frmsiwake.Show
End Sub
Sub 仕訳伝票シート()
Worksheets("仕訳伝票").Select
End Sub
Sub 元帳()
End Sub
Sub 合計残高試算表()
End Sub
Sub 決算書()
End Sub
Sub 年次更新()
End Sub
期末更新は翌年度の処理を行うための新しいエクセルブックを作る作業です。
3つの作業ですがプログラム的には難しくありませんが、間違って期の途中に実行してしまったり、
1年の残高がまだ確定しないときに翌年度の仕訳伝票を入力したいときなどのためにデータの流れを十分に理解しておく必要があります。
仕訳伝票を全て削除するプログラムはエクセルの削除機能を使った方が間違いがないので作っていません。
また新しいブックのコピーも名前をつけて保存を使えばできますのでプログラムを使うよりエクセルの操作の方が使いやすいと思います。
Sub 年次更新()
Dim yn As Long
Dim i As Long
yn = MsgBox("年次更新をしますコピーをとっておいてください", vbYesNo)
If yn = vbYes Then
'貸借項目
For i = 2 To 23
Worksheets("科目表").Cells(i, 4) = Worksheets("科目表").Cells(i, 9)
Worksheets("科目表").Cells(i, 7) = ""
Worksheets("科目表").Cells(i, 8) = ""
Next
'損益項目
For i = 24 To 46
Worksheets("科目表").Cells(i, 7) = ""
Worksheets("科目表").Cells(i, 8) = ""
Worksheets("科目表").Cells(i, 9) = ""
Next
MsgBox ("年次更新が終わりました")
Else
MsgBox ("年次更新をしません")
End If
End Sub